前日は月波 清火さん「拙作ゴースト「怠惰な佐野さん」2周年によせて」です。
こんにちは。池永マサモトです。
雑談ゴーストやネタゴーストを公開しています。
今回書くのは「なんとなく更新しようかなあ〜。でも、トークなかなか出ないな〜」
そんな気分のとき、私がやっていることの一例です。
いつもやってる方法でもない、あくまで一例でありますが
トークを書く際のヒントになれば幸いです。
<トーク書く前にやるやつ>
・自分のコンディションを整えよう
大事です。
他に考えたいことがあったり体調が悪いと、なかなかネタが出ません。
出ても、トークの形にまとまらないことがあります。
今だと寒い時期なので、風呂に入ったり温まるとぽんっと出ることも多々あります。
・更新したいゴーストを見る
他のゴーストの更新後や、更新と更新の間が空いたとき、自分のキャラでも性格・口調にブレが出がちです。
自作を自分の脳にインストールしなおします。
テキストでトークを見る
立たせてトークを見る
サーフェスを見る(ゴースト起動時にCtrl+t)
声に出して読む(脳内でも可)
どんなトークをしているか簡単に属性化する
特定キーでランダムトークをしてくれる機能をつけていると、便利です。
これらは、後段の<トークを書こう>時にも続けています。
初回起動や消滅など「初期に書いたトーク」を見るとキャラブレが少ない気がします。
このときに、それぞれのゴーストが持つ【属性】を覚え直しています。
【属性】とは特徴であったり性格であったり世界観や話すネタ。
そのキャラをそのキャラたらしめている設定です。
これがまぶしてあると、「キャラっぽさ」が上がる……気がします。
この【属性】という言葉は、この記事のみで使う今決めた用語です。
ネタゴであれば、【属性】より、トークの形であったりテンションに気をつけます。
これを仮に【型】と呼びます。今決めました。
自作では「探しています。」「●っちなおねいさん」が【型】がかっちりしており
「全裸で。」「いやしけい」がふんわりと【型】があります。
ネタゴだと「キャラっぽさ」を【型】で保証できる部分が大きいです。
今回は雑談ゴーストの「ゆーこちゃん」をモデルに書いていきます。
・他のトークを書く
触り反応、起動終了トーク、日付イベントトーク、切り替え反応etc
更新できるところはたくさんある!
思いついた方から手を付けていると、いつのまにかランダムトークも書けてたりします。
この作業を経ていると、なんとランダムトークが書けていなくても更新ができます。やったね。
特に触り反応や起動終了は、ユーザさんが触れやすい部分でもあるのでおすすめです。
<トークを書こう>
・お題を出す。
何かしらのトークのきっかけ、「お題」を探します。
トークが出ないということは自分だけでは出てこない状態なので、他のものの力を借ります。
私は自作ゴースト「めいあいへるぷゆ」に出してもらってます。
お題を取り扱うサイトや「診断メーカー 創作お題」で検索して出てきたサイトを使うのも良いと思います。

お題の示す範囲が広かったりふわっとしている場合、できれば具体的にしたり、発想を広げます。
例)
・信じるもの ○信じるに関する思い出、相手、ジンクス、期待、予想……
・文房具 ○鉛筆、ペン、画材、筆記具、勉強、取材、メモ……
しりとりでもいいので、どんどん単語とか文章で膨らませます。
手描きでメモしたり、マップ状に描いてみるのもいいかもしれません。
ここで、ネタゴの場合は連想ゲームやダジャレなども考えたあと、【型】に落とし込みます。
キャラクター性や持っている世界が強いゴーストは、後段の手順に移行します。
・お題についてプラス、マイナスの感情を書く。
プラス(良い、好ましいとゴーストが思ってること)
マイナス(悪い、苦手だとゴーストが思ってること)
上のお題だと「信じる」に対する、プラスの感情とマイナスの感情を出します。
信じたら良いことがあった、痛い目にあった思い出……。
信じる、から信用ラインなどの価値観の話にもなりそうですね。
このときに、ゴーストに関する資料を見直すことも多いです。
(自作だと家事、時代劇、漢詩、特撮、バスケ、アイス、学生……)
ネットで検索するのもいいですが、個人的には書籍を参考にしています。
ただし、トークに引用などをしたい場合は範囲に注意しましょう。
あと、本を読むのに夢中になって時間を忘れたりすることもあります。注意しましょう。
自作で例)
「ゆーこちゃん」
・何を信じたんだろう
→新作アイスの味が期待どおり美味しかった?(プラス)
→テストで予想を立てたら失敗した?(マイナス)
・文房具
→新しい文房具だとやる気が出るのかも(プラス)
→部活で使っているノートがボロボロで嫌なのかも(マイナス)
プラスが思いついたら増やし、マイナスが思いついたら増やし……とやってます。
・広げた発想に、ゴーストが持つ【属性】を掛け算する
前段にも書きましたが【属性】は特徴であったり性格であったり世界観です。
自分のゴーストに対して、動画にタグ付けの気分で書き出してみると良いかもしれません。
出たお題や関連語、ゴーストにとって好ましいのかそうでないのかをここで考えるのも楽しいです。
自作で例)
「ゆーこちゃん」
彼女には下記の属性があります。
中学生、バスケ部マネージャー、ユーザが好き、
帰り道でユーザと話す、アイスが好き、
アイスに詳しい、運動は好き、勉強は苦手……略
トークに落とし込んでみます。
試しに「新作アイスの味が期待どおり美味しかった?(プラス)」を使ってみましょう。
こちらのアイディアを、そのままゆーこの口調で使うと
:新作アイスが期待通り美味しかったんだー
嬉しいな!
となります。
これもこれで良いのですが、個人的にはちょっと「キャラっぽさ」が足りません。
「お題」+「感情」でもトーク自体は成り立つのですが、
キャラをキャラにしている【属性】をひとつまみくわえてみます。
【属性】をくわえることで、下記のトークができました。
:ふふふ……。
実は、新しいコンビニアイス情報があるんだよー!
聞きたい? 聞きたい?
きみもきっと好きだと思うんだー!
>ゆーこはアイスに詳しい設定→自信があるからドヤらせてみた
:実はね! 新作アイス情報があって!
すっごく美味しいんだよー!
……あの……
よかったら、そこのコンビニ、寄らない?
>ゆーこはユーザが好き、帰り道に話している設定があるのでアイスを口実に誘ってみた
個人的に、このひとひねり作業をくわえると楽しいトークが出来る&増えやすいです。
ここから、表情指定、ウェイト、バルーンに出したときの見た目を考えて調整します。
更新するときのトーク数について、私のだいたいの目安は
5増えたらラッキー。3増えたらオッケー。1増えたらやったー。
くらいのいい加減な基準です。
書けたらいいんだよ(※個人の感想です)
<最後に>
トークが出ないまま寝る時間になりました→寝ます
トークが出ないので悲しくなってきました→寝ます
トークが出なくてイライラしてきました→寝ます
個人的に、トークを書いていた時間をいやーな思い出にしちゃうと
次にとりかかるときに、トークを書くことはいやーなものだと思っちゃうから寝てます。
今度書けばいいのです。でえじょうぶだ、伺かにはネットワーク更新がある。
あったかい飲み物をいただきながら、そんな感じで書いてます。
最初にも書きましたが、あくまで一例です。
私自身、この方法をとらずにトークを書いてることのほうが多いです。
トークを書くことに、決まったやり方は無いと思います。
今回のアドベントカレンダーのトーク記事でも、色んな方法が見えてとても楽しいです。
この記事を読まれた方のトークの書き方も、ぜひどこかで読ませてください。
では、良い更新を。
次の記事は神夜みゅんさんです。